2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
・日立金属やその子会社で製造する特殊鋼製品と磁性材料製品で検査不正 ・顧客に提出する検査成績書に不適切な数値の記載が判明 ・検査で不適切な行為があったのは特殊鋼製品、フェライト磁石、希土類磁石 ・焼入帯鋼、特殊鋼線材など特殊鋼製品は、自動車部…
・韓国POSCOが1-3月決算を発表 ・鉄鋼事業の連結営業利益は、337億円 昨年10-12月比37%増 ・原料安で増益 ・一方、海外事業は2四半期連続の赤字 ・世界的な需要減退を受け、市場環境に応じて生産調整も検討する考え ・粗鋼需要の減退に対しては鉄スクラップ…
・トヨタ自動車が7月の一日あたりの生産台数を発表 ・20年7月 10,000台強 ・20年6月 8,000台 (既報) ・20年5月 8,000台 (既報)
・国が緊急事態宣言を全国に拡大したことで、建設用鋼材へ影響 ・大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設などスーパーゼネコンが原則工事中止を発表 ・準大手や中堅ゼネコン、ハウスメーカートップの大和ハウス工業も続く ・オリンピック後の施設リフォームや…
・マツダは国内2工場の生産調整の延長を発表 ・当初は5月月初の再開を目指したが、同月29日まで調整を続ける ・販売店の営業休止も、完成車のダブつきに拍車をかける
・日鉄ステンレスは、4-6月積みフェロクロム11.9%上げで合意 ・日鉄ステンレスは、国内最大手のステンレスメーカー ・値上げは四半期ぶり ・需要減の一方、南アなど主要生産国の封鎖で供給も減 ・安定供給のため、妥協したかっこう
・南アのメラフェ社は欧州向けフォロクロム4-6月価格を発表 ・交渉の結果、1-3月比12.9%高 4半期ぶりの値上げ ・主要とのステンレスが減産だが、南アやインドの封鎖で供給不足局面
・今年からのLME銅の推移 ・4月に入り上昇基調だったが一転下落 ・市場停滞感はあるものの、原油と違い保管が容易であり、 大手鉱山も減産しているため大きな問題にはならないとの見通し ・5,500ドル超えるまでは、暫く推移を見守りたい
・世界鉄鋼協会は、短期需要見通し公表延期に代わる暫定的な見解を発表 ・新型コロナウイルスの感染拡大で4~6月は世界的な鉄鋼需要減が見込まれる ・一方で今後のGDPのマイナス成長による影響はサービスや消費分野主体のため、 2008年の金融危機時に比較…
・史上初原油先物価格にマイナス価格 ・マイナスとなったのは、WTIの5月価格 ・WTIの6月以降の価格、他の取引所(北海ブレントやドバイ原油)はプラス ・WTIの受取はオクラホマ州(取引所はニューヨーク州) ・先物は、先々の需要が見込めるものへの先行投資 ・…
・違法鋼材「地条鋼」の製造メーカーが3月に検挙 ・地条鋼とは、スクラップなどを電炉で溶かして製造した成分や品質の安定しない粗悪鋼材 ・政府がインフラ投資で経済再開を刺激、低コストの地条鋼生産が活性化 ・2015年には生産能力1億トンと日本の粗鋼生産…
・東海地区のコイルセンター業界の加工量が大幅減少 ・自動車関連向けを中心に20~40%と大きな落ち込み ・雇用調整助成金を活用し、設備の稼働低下に対応するところも出始めている
・JX金属は、佐賀関製錬所(大分県)でのリサイクル原料の使用比率UPを発表 ・現在の使用比率は10%で、15%を目指す。 ・リサイクル原料はEスクラップ(主に廃電子基板) ・銅精鉱中の銅品位が下がり硫黄の含有率が高まる傾向を受け、自溶炉での発熱量が増えて…
・原料炭の国際相場が下落 ・足元トン140ドル割れ (1カ月で下げ幅は2割弱) ・自動車の生産停止→鉄鋼メーカー減産→原料炭価格下落の構図 ・中国の復調でこれ以上の大幅下落はないとの見方が強い
・高炉休止などを伴う米鉄鋼メーカーの急激な減産が統計上も現れた ・11日までの週の粗鋼生産は125万6000ネットトン(前週比18・1%減) 製鋼操業率は56・1%(前週比12・4ポイント低下) いずれも2009年の水準 ・米国鉄スクラップ相場が約半年ぶりに200ドルを割…
・特金スクラップ市場において新規取引が全面的にストップしている。 ・特金とは、モリブデン・コバルト・チタン・ハイス鋼・アルニコ・モネルなど ・海外貿易に続いて国内取引でもスポット契約が難しくなってきた。 ・目視による特金スクラップ独自の評価方…
・日本銀行が企業短期経済観測調査(日銀短観)を発表 ・鉄鋼の業況判断指数(DI)は、大企業製造業▲30㌽ ・前回19年12月調査比で▲13㌽、悪化幅が広がった ・非鉄金属業は、大企業で▲16㌽、中小企業では▲29㌽ ・暗い先行きだけがはっきりと見えている。
・コロナ感染拡大を受け、缶詰に使われるブリキの海外需要が高まっている ・欧米のロックダウンを受け、東南アジアなど加工地域から欧米への缶詰輸出が急増 ・そのため、国内へもブリキの引き合いが増加 ・しかし、国内メーカーはコスト改善道半ばで、厳しい…
・世界10位粗鋼生産量を誇るインドの鉄鋼メーカー ・インドは3月25日から21日間のロックダウンを発表 ・鉄鋼メーカーは対象外だが、減少する需要から減産して、キャッシュフローを止める ・昨年には欧州のティッセンクルップとの欧州事業統合が破断 ・増大す…
・鉄鋼の取引形態は、大きく2種類 「店売り」と「ヒモ付き」 ・ヒモ付きは、売り先が特定ユーザーに決まっている商売 注文内容(価格、数量、品質など)が鉄鋼メーカーに伝わっている 契約のためには、ある程度の量必要だが、メーカー同士が直接、個別に協議で…
・日本製鉄は、新型コロナによる需要減で国内高炉2基を休止 ・鹿島は4月中旬以降と和歌山は4月下旬以降バンキング ・バンキングとは、再稼働可能なように送風を停止した状態 ・粗鋼生産の1割を止める ・3万人の従業員が一時帰休となる ・JFEも検討中
・実景気への影響が現れるボーダーは、5,500ドル/トン ・3月20日以降ボーダーを下回ったが、ここに来て反発 ・理由は、欧米の景気刺激策 ・しかし、欧米でのコロナ感染拡大は収まりを見せない ・今後の推移に一層の注目が集まる
・世界一の生産国 中国でマグネシウムの流通が停滞 ・陝西省と山西省が、中国内の生産量の8割を賄う ・工場稼働率減と配送網の停滞が深刻な供給問題に発展 ・他にもドロマイト、フェロシリコン、石灰石も同様に影響
・電極メーカーが加盟する炭素協会が発表 ・2019年の電炉用電極の生産量は、9.3万トンで、前年比24%減 ・電炉メーカーの電路鋼の生産減、在庫調整の遅れが影響 ・18年の電極供給逼迫による高騰で、在庫率が変化
・日鉄ステンレスは、2020年3月~5月の契約価格を発表 ニッケル系▲25円/kg、クロム系据え置き ・それを受け、日本精線も、同額で4月の契約価格を発表 ニッケル系▲25円/kg、クロム系据え置き ・値下げはニッケル原料安を受けたもの
・2030年の平角銅線の販売数量 10倍の5,000トンの計画 ・電動車市場の伸びを見込む ・三菱マテリアルは、昨年子会社の三菱電線工業から事業を移管済み ・今年度から統合した元子会社の三菱伸銅の技術シナジーを期待 ・計画実現のためのキーワードは、耐熱と…
【鉄鉱石】 ・鉄鉱石は、3月中旬に軟化も、その後一転し上昇 1トン80ドル台 ・高値推移の背景には、供給の伸び悩みと、中国の需要高 ・供給国のブラジル、南ア、インドがコロナショックで先行き不安 ・最大の供給国 オーストラリアの状況に中止 【原料炭】 …
・アメリカのインディアナ工場は3/23~4/20停止 ・日本の群馬製作所は4/11~5/1迄停止 (GWを挟むため実際は~5/10) ・背景には、アメリカでの需要減 ・スバルの販売台数 19年度実績 100万台のうち、アメリカが70万台、日本が12万台 ・アメリカでの生産は、37…
・電位差が0.35Vを超える組み合わせは避ける ・その場合は、さらに電食対策を講じる必要
【1】粗鋼生産2019年 ・米中貿易摩擦、新型コロナによる景気鈍化だが、、、・19年の世界粗鋼生産量は、18.7億トンで、前年比3.4%増・中国は、9.9億トンで、同8.3%増・欧州は、1.5億トンで、同4.9%減・日本は、0.9億トンで、同4.8%減・米国は、0.8億トンで…